第34回コーヒープロフェッショナル認定試験合格

UCCアカデミーのプロフェッショナルコースを受講後に受験資格が得られるプロフェッショナル認定試験に合格しました(*’ω’*)
試験の範囲は、

ベーシックコースを受講した時の黒いファイルから全て出ると聞いていた(聞き間違えだったのかも)のですが、赤い冊子と別資料からも出題されていました。
受験勉強は黒いファイルを全て読み、試験管の気持ちになってどんな風にだすかな~?と想像しながら勉強しました。マークシートではなく、手書きで回答するのでそれはまぁ当てずっぽうには答えられません( ´∀` )

筆記
Ⅰコーヒーの歴史は20点満点☆これはコレは黒いファイルにあるのでしっかり覚えましょう
Ⅱ基礎知識・焙煎・ブレンド94点、、、おそらくアレだ、浸漬法とか透過法とか漢字で書くやつが書けなかったからだ(;^ω^)
Ⅲコーヒー抽出理論36点って低!(ノД`)・゜・。 コレはアレだ赤色の冊子の方から出てるやんってやつだ、、、赤色の冊子からも結構出ます。皆さん赤い冊子も勉強しましょう( ..)φメモメモ
Ⅳコーヒーの作法・フードペアリングは正直どんな問題だったか忘れました(笑)
実技
1センサリースキル50点、砂糖、塩、クエン酸が入った水を飲んでどれがどれか当てる実技です。コレはまぁまぁ難しいです。甘味は分かるとして、塩味と酸味は薄くなると区別が難しくなります。おそらく間違えましたが塩味と酸味と区別は余韻に注目すると良いと思います。舌に違いが感じられます。僕は違いには気づけましたが、回答を間違えたようです(;^ω^)
2オルファクトリー、臭い試薬の香りを当てる物です。47点と微妙な感じですね。コレはUCCアカデミーに行った時に試薬を使わせていただくしかないかなぁという感じです(;^ω^)テスト勉強用に購入するのも一瞬よぎりましたが、保管場所をミスると試薬臭がやばいのでやめました。なので47点はまぁまぁ高得点と暖かい目で見守ってください( *´艸`)
3カッピング60点満点☆コーヒーのアロマ、フレグランス、フレーバーを分かりやすく表現します。コレは焙煎屋としては当然の結果です。ですが、試験対策のコツとしてはベーシックコースでもプロフェッショナルコースでもこの豆のカッピングは行いますので講師の方がなんと表現されたのかを聞いてメモって下さい。そしてそれを( ..)φメモメモ 僕としては他の実技に時間を使いたかったのでこれは講師の方の表現+僕の感じた事を記入しました。
4トライアンギュレーション36点これは難しいです。コツは僕も教えて欲しいです。このトライアンギュレーションは大会もあるくらい難しさと面白さがあります。3つのカップが有りその中に1つだけ仲間外れのカップがあるので見つける物です。例えばモカ、モカ、インドネシアWIB(カネフォラ種)とかですとめちゃくちゃ簡単ですが、インドネシアWIB、マンデリン、マンデリン(インドネシア)となると難易度はグッと上がります(試験に多分でた)。他にもコロンビア、コロンビア、キリマンジャロのパターンでコレも多分試験にでたとおもいますが、キレのある酸味とコクと明るい酸味とコクで類似するので結構難しいです。何回も飲み比べるとこんがらがって、1発で決めちゃった方が良いのか?それとも何回も確認するのか、3つのカップ×6セットですからお腹タプタプでやばくなるので、口に含んでペッと出して飲まずに味わいを取る練習も必要になってくるかもしれません。1、2、3と順番に行って2、1、3といったり3、2、1と行ったり受験された皆さんもこれに一番時間をかけていた様でした( *´艸`)
5ドリッププレゼンテーション60点満点☆これは普段の僕のドリップ方法ではなく、UCC流3等式でプレゼンするのが絶対です。勉強会の時に他の生徒さんがウチの店のレシピでも良い?って講師の方に聞かれていましたが、別に良いですが点数は入りませんと言っておられましたのでルールは絶対です。お店のレシピとUCC流と試験前は腕がぎくしゃくするかもしれませんが、しっかりUCC流で行いましょう。また、プレゼンは今後ワークショップも行いたいと考えていますので、僕の様にそうおもうなら60点満点はしっかり抑えておきましょう!(^^)!ただ8分間しか時間が有りませんので少々早口の様なゆっくりと分かりやすく話すというのは練習が必要になってきます。僕は台本を作り散歩やジョギング中に読み聞かせアプリを使って頭に叩き込みました。

台本は↓です。漢字を使うと変な読み方になったりしたので、あえてひらがなにしたりしています。参考になれば幸いです(#^^#)
それでは始めさせて頂きます
今回は5つのステップで覚えるペーパードリップの3等式による抽出の説明をさせていただきます。
正しいいれかたを行う事で、いつものコーヒーが格段に美味しくなるので是非覚えてください。
それでは、ステップ①必要な器具を揃える。です。
まずはこちらがコーヒー液を受けるサーバーで、こちらドリッパーです。
こちらがペーパーフィルターで、ペーパーフィルターはドリッパーの形状に合った物をお選びください。
メジャースプーンとほそくちのドリップポットです。そして、カップアンドソーサー。
そして何より大事なスケール。計りですね。使ってないかたもおられるかと思いますが、スケールが有るのと無いのでは味わいや再現性が全然違うので是非揃えてください。
次にステップ②お湯を準備する。です。
お湯は沸騰したもの?ではなく少し落ち着いた程度の状態で約95°前後、一般的に92°から96°がコーヒーの酸味・甘み、苦味のバランスよく感じると言われています。
そうは言っても95°に合わせるのは難しいので、この様に沸騰したお湯をドリップポッドに移し替えると約95°になりますのであまり沸騰したお湯をそのまま使わない様にしてください。
続いて器具を湯煎します。サーバーにドリッパーをセットして、ドリッパーの上からしっかりとお湯をかけていきますしっかりと器具を温めることで抽出時のゆ温を下げないという事と、抽出されたコーヒーが冷めづらくなるという効果が有ります。
このひと手間でずいぶん味わいが変わってきますので、是非やっていただきたいと思います。
ココで注意していただきたいのが、湯煎したお湯は必ず捨ててください。
忘れていると大変ですからね(笑)
ではステップ③ペーパーにコーヒーを入れる。という事です。
ペーパーフィルターをドリッパーにセットするのですが、今回は台形のドリッパーを使用するので台形のペーパーフィルターを使用します。
台形のペーパーフィルターは2か所圧着面が有りますので、圧着面に沿って互い違いにを折り曲げていきますどちら側からでも良いのですが、まずは下側をおり、サイドを反対側に折り、、互い違いに折り曲げます
そして、しっかりと広げてしっかりセットしてあげます。
しっかりとフィットしたらコーヒーの粉を入れます。
スタンダードのコーヒーカップを使用しますので、今回は12グラムのコーヒーの粉を用意します。
では、スケールをゼロにして12グラムはかっていきます。
12グラム入りました。
粉が入りましたらドリッパーの下の方を持って粉を揺らして平らにします。
はい、続いてステップ④コーヒーの粉を蒸らす。です。
では蒸らしていきます。コーヒーの粉の中心部から、外縁ギリギリ手前までお湯を乗せますお湯は乗せるように、そっと優しく注いでいきます。
下から数的落ちる程度が理想で、粉量の約倍量のお湯で今回は20ccを使って蒸らします。注いでから約20秒まちます。
続いてステップ⑤お湯を注いで抽出する。です。
20秒経ったので1とう目お湯の細さを変えず、真ん中に1円玉以内のの円を描くように注ぎます。
お湯は80ccです。足し算で、さっき20ccのお湯を注いだので、スケールが100の所まで注いでいきます。100まで注いだら上からさんぶんのいち程度減ったら
2とうめ40ccを注ぎます。スケールが140の所まで注いだら、
さんとうめはろくぶんのいち程度減ったら20ccを注ぎます。全体で160ccですね。
160ccのお湯を注いだらコーヒーの粉がお湯を少し吸っちゃうので出来上がりが
140ccになります。カップアンドソーサーのスタンダードのタイプがちょうど140ccになるので、ちょうど良いですね。1分45秒くらいでぽたぽたが収まるので、ドリッパーをサーパーから外し完成です。
最後に少し解説させていただきますと。
なぜ蒸らしをするのかと言いますと、最初の粉の状態はかわいたスポンジのようなものでお湯を弾いてしまいます。そこで、蒸らしをすることによって粉の中にお湯の通り道が出来てコーヒー成分を効率よく抽出する事が出来ます。
また、さんとうに分けることで、コーヒーの粉が層を作りフィルターの役割をする事で、ザツミやエグミをろ過して、濃厚でクリアなコーヒーを抽出する事ができるからです。
ドリッパーの中を見ていただきますと、中心に泡が残っており、その周りをコーヒーの厚い壁ができています。コレが先程申しましたコーヒーの粉の層のフィルターで、濃厚なのにクリアなコーヒーをいれる事が出来ます。
以上でペーパードリップの3等式による抽出の説明を終わります。
ありがとうございました。
これで7分45秒くらいです。
受験される方はぜひ頑張ってください!(^^)!
私のこだわりの焙煎アプローチのスペシャルティコーヒーを飲みながら励んでいただけるとめちゃくちゃ光栄です☆彡
最後まで読んでいただきありがとうございました。