- 商品説明
グアテマラシティの東部に位置するフライハーネスは、古くから素晴らしいコーヒーを生み出す最高のテロワールとして知られてきました。しかし近年、急速に進む住宅開発の波。都市化の影で、歴史あるコーヒー農園の面積は年々減少を続けています。
さらに、世界中の多くの生産地では、収穫量を安定させるために病気に強いハイブリッド種の栽培へと切り替える農家が増えています。しかし、コーヒー本来のピュアで圧倒的な美味しさを持つのは、やはり古き良きアラビカの原種。フライハーネスには、「先祖代々受け継いできた、この素晴らしいブルボン種を絶対に絶やしたくない」と、強い熱意と誇りを持って、ハイブリッド種に変えず種を守り続けてきた農家さんたちがいます。
そんな彼らの想いに共鳴し、日本の商社と現地のボルカフェ社が共同で立ち上げたのが、この「ブルボン苗木プロジェクト」です。
このコーヒーを仕入れる価格には、生産者さんへの「応援金(プレミアム)」が乗せられています。その資金をもとに苗床をつくり、育てたブルボン種の苗木を生産者さんたちへ配給して、将来的にブルボン100%の農園を復活させようという、何年にも及ぶ気の遠くなるような、けれど夢のある壮大なプロジェクトです。
プロジェクトが始まって今年で6年目。初年度に種から発芽させたあの小さな苗木たちが、現地で立派に成長し、ついに私たちの元へ素晴らしいコーヒーを届けてくれるまでに成熟しました。
生産者さんたちが何年もかけて根気強く守り、育ててくれた大切な命のようなコーヒー豆。だからこそ、焙煎士としてそのポテンシャルを100%引き出し、お客様へお届けするのが私の使命だと考えています。
何度もテスト焙煎を繰り返し、僕が今年の豆に対して辿り着いた答え。それが、浅煎りと中煎りの絶妙な間を射抜く「中浅煎り(ミディアムロースト)」です。更に指数化していわゆるミディアムローストど真ん中よりも少しだけ深めに焙煎したミディアムローストにしています。(マニアック過ぎますかね笑)
今年のクロップは例年以上に青さが抜け、浅めの焙煎でも驚くほど甘さが強く出ているのが特徴でした。釜の中に留める時間(デベロップメントタイム)をあえて長めにとるプロファイルを採用。
高地1,600mの澄んだテロワールが育んだクリーンでみずみずしい果実感をしっかりと残しながら、ブルボン種・カツーラ種が持つ芯のある「ナッティな甘さ」とふくよかなコクを、最大限に引き出しました。
ひとくち口に含めば、爽やかな果実の風味が広がり、続いてじんわりと香ばしく豊かな甘みの余韻が心地よく喉を潤します。
遠くグアテマラの地で、伝統を守るために泥にまみれて苗木を育てた生産者さんの情熱。そして、そのバトンを受け取り、日本の焙煎機の前で豆と向き合った当店の想い。
何年もの歳月と、たくさんの人の熱意が一杯のカップに凝縮された、奇跡のようなコーヒーです。この特別なストーリーを、ぜひあなたの五感で確かめてみてください。
- 商品情報
■生産地
フライハーネス
■精製処理
天日乾燥
■標高
1600m
■栽培品種
ブルボン、カツーラ
■農園名
フライハーネスの農家さん■生産者
商社さんとボルカフェの共同プロジェクト
■備考
プロジェクト6年目
マイルド
フルーティー
グアテマラ SHB フライハーネス -ブルボン苗木プロジェクト-
¥1,500(税込)




